●慢性上咽頭炎治療記の過去記事
2回目の診察が終わり、その後もみらいクリニックでの治療を続けていったアヒルちゃん。もちろん、家ではソンバーユをつけ、口呼吸も意識し続けたよ。
最初の3ヶ月でどうなった?
そんなこんなで、最初の治療から3ヶ月過ぎました。当初、完治の見込みとして3ヶ月くらいと言われていたけど、アヒルちゃんはどうだったか?
3カ月間の体調は?
3ヶ月で、まず目に見える変化としては、治療のたびに咽頭捲綿子(いんとうけんめんし)につく出血量が減ったこと。炎症のある上咽頭を咽頭捲綿子で擦過すると血がつくんだけど、その量が治療を行うごとに減っていったの。
最初は、本当にべっとりついていたけど、3ヶ月経つくらいには、結構減っていた(ちなみに、炎症がない人でも、塩化亜鉛のついた咽頭捲綿子でこすると、多少血がつくらしい)。
そして、それに合わせて、アヒルちゃんの体調自体もよくなっていきました。倦怠感を感じる期間があきらかに短くなっていったんだよね。
治療前はもう24時間ずっと弱い倦怠感があった。けど、治療を重ねるにつれて、1日のうちに倦怠感を感じる期間がどんどん減っていたのよ。
倦怠感の強さ自体はもともと弱いので、そこまで大きな差は感じなかったんだけど、倦怠感を感じない期間が出てきたことは本当にうれしかった。
そんな感じで、この3カ月間は順調に回復に向かっていることが実感できた期間だった。
目安の3ヶ月が過ぎたけど…
と聞かれると、……じつは完治しなかった、汗。
3ヶ月経って、明らかに以前より、よくなっている実感はあった。けど、やはり1日のうち多少は倦怠感を感じる時があったんだよね…。その日によってどれくらいかはバラバラだけど、1時間もなかったり、4時間くらいあったり。
ただ、「それでアヒルちゃんはがっかりしたか?」というと、そんなことはなかった。
なので、時間はちょっとかかるけど、このまま治療していけば治るだろうという希望があったんだよね。
だから、正直、ショックとか、残念な感じは全然ない。みらいクリニックに来る前までは、本当に大変だったので、それもあってこの状態については、まったく問題ない感じなんだよね。
少し時間がかかったけど、やっと完治!?
そういうわけで、4ヶ月目以降も、継続して治療を行っていきました。
7月に入り、気づいたら治っていた
そして、治療開始から5ヶ月目のこと。
ふと、体調のことを考えてみると、ここ数日倦怠感を感じていないことに気づいたアヒルちゃん。それまで1~2日だけなら、倦怠感を感じないことはあったけど、だいたい次の日くらいにはまた倦怠感を感じたりしていたの。それが、今回は数日間、まったく倦怠感を感じない。
と思いながらも、「いやいや、まだ分からん。」と安心はしないアヒルちゃん。
だけど、倦怠感を感じない日が、4日、5日、6日と続くにつれて、「完治したんじゃないか!」という思いが強くなる。
そして、1週間が過ぎたとき、アヒルちゃんの中で、
と確信した!!
後鼻漏の症状があり、引き続き通う
その後も倦怠感を感じることはなく、次のみらいクリニック診察の際には、先生にも報告。結局5ヶ月かかったけど、なんとか治った。
ただ、アヒルちゃんは軽い後鼻漏(鼻水が喉から口に垂れてくる症状。ちょっと気持ち悪い)の症状があり、これも慢性上咽頭炎が影響している場合が多いので、治療自体はもう少し続けることになった(なので、倦怠感自体は治ったけど、上咽頭自体はまだ少し炎症が残っているのかなと思われた)。
まさかの症状再発!?
ということで、去年の10月から約9ヶ月以上という長きに渡って苦しんできた倦怠感とも、サヨナラをできたアヒルちゃん。
後鼻漏の治療のため、その後もみらいクリニックには通っていたんだけど、ある日、事件が起きる……。
ある日、突然倦怠感が…
悪夢のような倦怠感が治り、浮かれた日々を送っていたアヒルちゃんだったが、 8月に入ったある日、……なんと、またあの倦怠感を感じた!!
はじめは、
と思った、…………いや思いたかったが、1週間経っても治らず。
さすがのアヒルちゃんも、「これは再発したな」と観念した。正直、これはちょっとショックだった。完治したと思っていたからね。
ただ、めちゃくちゃ絶望したかというと、そこまでではなかった。というのも、「慢性上咽頭炎を最初に発症した頃のように、24時間ずっと倦怠感があるのではなく、1日のうちに数時間くらいあるレベル」だったから。
また、「結局、前回のは完治したわけじゃなく、まだ少し炎症が残っていたんだろう」と思ったから。完治したと思った少し前も、倦怠感を感じない日があったので、その期間が今回はさらに延びたのかなと。
引き続き治療を継続することに
後日、みらいクリニックにいったときも、やはり完治はしていなかったのだろうという感じで言われた。後鼻漏の症状自体はあったしね。なので、これも「再発」というよりも、「治りきってなくて炎症が少し悪化した」という感じなんだろうね。
また、先生の診察としては、通常よりも奥の方にも炎症が広がっているのかもしれないとのことだった。症状自体が弱いので、炎症もそこまで強くはないのだろうけど、今後はそこもやっていくことになった。
一瞬、「完治した!」と思ったので、これは残念だったが、全体でみれば良くなってきていることだし、粘り強く治療をしていこうと改めて思ったね。