
ホットクックが届いてからは、いろいろ使い倒して、こんな料理を作っています。
おいしい無水料理を自動で作れるので、胃袋も満足ですし、手間もかからないし、とっても気に入っています。
本当はこのホットクックについて、いろいろ魅力を紹介していきたいんですが、ホットクックの魅力や詳しいレビューは他のブログでも、さんざん紹介されていますし、公式サイトにもあるので、このブログではやめました。
そこで今回の記事では、ホットクックを買うべきかどうか迷っている人のために、「ホットクックの特徴を説明し、ホットクックを買うべき人、買うべきでない人」というのを説明していきたいと思います。
今回の記事では、次のようなことがわかります。
- 自分の生活スタイルに合わせて、ホットクックを買うべきかどうかがわかる
- ホットクックを買ってはいけない人がわかる
- 容量や無線 LAN機能の有無など、どのホットクックを買えばいいかがわかる
- ホットクックは何が便利なのか、その特徴と本質がわかる
ホットクックを買うべき人とは?
それでは、どういった人がホットクックを買うべきか、いきなり結論から言います。
ズバリ言うと、ちょっと極論的になりますが、
- 夫婦2人など、食べる人が少ない家庭
- ワンルームマンションなどで、独り暮らしの人
- 外食やお惣菜などばかりで、普段自炊をしていない人
です。
例外はありますが、子どもが2人以上いるなど、人数が多い家庭の場合は、メリットが薄くなります。
(もちろん、メリットが弱くなるだけで、大家族の人が買ったらダメということではありません)
ホットクックの特徴は?
その理由を説明する前に、まずホットクックの特徴を知っておく必要があります。
ホットクックは、「水なし自動調理鍋」とあります。
「水なし自動調理」とは、具体的に言うと、
- (1)無水料理ができる
- (2)調理中、自動で食材を混ぜてくれる
- (3)調理中、自動で温度調整をしてくれる
ということなんです。
くわしく説明していきますね。
(1)無水料理ができる
まず、(1)の「無水料理」は、野菜など食材の水分だけで調理ができる料理のことです。
食材の水分だけで調理ができるので、旨味が逃げず、野菜なども甘く調理することができます。
無水料理は、無水鍋を使えば調理ができますので、ホットクックでないとできないわけではありません。
実際、アヒルちゃんも無水鍋は使っていて、ホットクックと同じように美味しい料理が作れています。
(2)、(3)自動で食材を混ぜ、温度調整をする
(2)、(3)の、「自動で食材を混ぜてくれる」、「自動で温度調整をしてくれる」というのは、そのまんまの意味ですね。
普通の無水鍋だったら、人間がやらなければならなかったことをやってくれる機能です。
ホットクックの大きな特徴ですね。
そのため、はじめに素材を切って鍋に入れたあとは、キッチンにいる必要がないわけです。
普通の無水鍋でしたら、鍋に食材を入れて火をつけたあとも、定期的に混ぜたり、火の調整をしたりしなければいけません。
以上がホットクックの特徴ですが、それをふまえて、なぜ少人数の家族におすすめなのか説明します。
「ホットクック調理中に何をするか?」がポイント
当たり前ですが、ホットクックで作れるのは、1品だけです。
スープと煮物を同時に作るなど、一度に複数の料理は作れません。
ですので、ホットクックで通常の晩御飯や朝食を作るとなると、1品だけでは足りませんので、結局ほかの料理を作らないといけません。
すると、ホットクックで調理をしている間もキッチンに立つ必要があります。
しかし、それだと(2)、(3)の、キッチンにいなくても自動で食材を混ぜてくれる、自動で温度調整をしてくれる、というメリットが薄くなります。
たしかに、ホットクックが調理をしてくれれば、自分は他の料理に集中はできます。
けど、無水鍋で作ったとしてもたまに混ぜて、温度調整をするだけなので、そこまで大きな手間ではないですよね。
そう考えると、わざわざホットクックを使うなら、その調理中はキッチンにはいないで、別のことをしないともったいないと思います。
でもホットクックでは、1品しか料理ができませんので、調理中は別の料理を作る必要があり、そういった使い方ができません。
もしやるとしたら、カレーライスなど、1品料理限定のときになってしまいます。
3台あれば、ホットクックだけで複数の料理が作れるので、キッチンで別の料理を作る必要はありません。
ただ、一般庶民がホットクック3台持ちは、お金的にもスペース的にもなかなかきついですよねー。
「今日のホットクック3品は、ラタトゥイユ・小松菜と豆腐の味噌汁・厚揚げとキャベツとピーマンの炒め物、です(中略)ホットクック3台あると、こんな感じになります」
少人数なら、ホットクック調理中に別のことができる
しかし、少人数の家庭の場合、1回の調理で多めに作っておけば、こういったデメリットが防げます。
たとえば、夫婦2人で、夜に肉じゃがを6食分作ります。
そして、その夜に夫婦2人で1食分ずつ食べます。
次の日の朝は、ホットクックでホイコーローを6食分作ります。
そして、ホイコーロー2食分を夫婦で食べ、昨日作って残った肉じゃが4食分のうち2食分を夫婦で食べます。
その日の夜は、またホットクックで野菜スープを6食分作ります。
そして、また野菜スープ2食分を夫婦で食べ、残っている肉じゃがとホイコーローも2食分ずつ食べます。
すると、この時点で、品数は「肉じゃが・ホイコーロー・野菜スープ」で3つになります。
1食あたり3品もあれば十分ですよね?
あとはまた、毎食ごとにホットクックでちがう料理を6食分を作り続けていけば、ホットクックだけで食事がまわります。
つまり、ホットクック調理中も、別の料理を作る必要はなく、その時間を自由に使えるわけです。
ホットクックは2.4Lタイプであれば、料理にもよりますがだいたい6食分作れます。
ですので2人分くらいまでなら、この方法が使えるわけです。
無水料理の「味」を目的で買うなら
少人数の家庭なら、ホットクック調理中はキッチンを離れられるので、おすすめということがおわかりいただけたでしょうか?
これなら、ホットクックの特徴である(2)、(3)のメリットをふんだんに活かせます。
と思う人もいると思います。
もちろん、それもアリだと思います。
毎日の食事ですから、味がいいのは大きなポイントです。
ただ、無水料理などの味が目的でホットクックを検討しているなら、じつは普通の無水鍋を買った方がいいです。
ホットクックは、基本的に「無水料理を自動調理する鍋」なので、味は通常の無水鍋とかわらないです。
アヒルちゃんも長年無水鍋を使っていますが、大きな違いはありません。
そして、普通の無水鍋には、ホットクックにはない2つのメリットがあります。
- 価格が安い
- 後片付けが楽
無水鍋は安い
まずは価格です。
無水鍋の方がホットクックよりもだいぶ安いんです。
同じくらいの容量の鍋でしたら、機能にもよりますがホットクックは倍以上違います。
詳しくは下記ページもご覧ください。
fa-arrow-circle-right ホットクックは値段が高い-ホットクックの5つのデメリット
無水鍋はあと片付けが楽
ホットクックは、こういった電気調理器具の中では、比較的あと片付けが楽な方です。
ただ、それでも普通の無水鍋のと比べると、手間がかかります。
fa-arrow-circle-right ホットクックのお手入れが手間-ホットクックの5つのデメリット
と思う人もいると思います。
たしかに、ホットクックは機械が自動で調理するので毎回おいしく作れるのに対し、無水鍋は温度調整を間違えたりすると、焦げてしまったり、加熱しすぎてドロドロになることもあります。
ただ、無水料理は低温でじっくり加熱するのが基本なので、じつはあまり失敗しにくい料理なんです。
中華料理みたいに高温でさっと仕上げる料理の場合は、温度調整や混ぜ方・タイミングなども重要ですが、無水料理の場合は、そこまでシビアでないため、比較的失敗が少ない方法です。
ですので、「ホットクックの方が失敗がない」というのは確かなんですが、そこまで大きなメリット差はないというのも事実です。
(ただ、料理下手な人にとっては、大きなメリットになるかもしれませんね)
人数の多い家族は絶対買わない方がいいの?
これまでのポイントをまとめると、
- ホットクックのメリット(2)、(3)の自動調理を購入理由に考えているなら、ホットクック調理中はキッチン以外で別のことをする状況の人がいい
- ホットクックのメリット(1)の無水料理など「味」を購入理由に考えているなら、無水鍋を買った方がいい
というわけです。
そういった点をふまえると、人数の多い家族だと、ホットクック調理中も他の料理を作らなければいけないので、あまりおすすめでないということがわかると思います。
というと、そんなことはないです。
最初に伝えたとおり、例外はあります。
下記のような例外パターンであれば、人数が多い家族でも、ホットクックのメリットが活かせます。
- ホットクックを複数台持つ
- 他の自動調理器具を併用する
- 他の料理は手間のかからないものにする
- 自炊の習慣をつけるために使う
- ワンルームマンションなどで、コンロが1つしかない家に住んでいる
1つずつ説明しますね。
【例外パターン1】ホットクックを複数台持つ
まず1つ目の例外パターンは、ホットクックを1台ではなく、2台、3台と複数持つことです。
先に紹介した勝間和代さんがやっているパターンですね。
この方法であれば、一度に複数の料理を作れますので、大家族でもホットクックだけで調理がまかなえます。
つまり、最初に食材をセットして調理ボタンを押してしまえば、あとは完成までの間、キッチンを離れて好きなことができます。
複数台持ちはお金がかかることや、複数置くスペースの問題などがありますが、もし可能であれば、簡単に手間なく美味しい料理が食べられますので、おすすめです。
【例外パターン2】他の自動調理器具を併用する
次の例外パターンは、他の自動調理器具を使う場合です。
自動調理を行ってくれる器具は、ホットクックだけではありません。
たとえば、皆さんがお持ちだと思う電子レンジも、自動調理ができます。
冷凍食品はもちろんですが、ルクエのような電子レンジ用の調理道具があり、電子レンジで美味しい料理ができます。
また、以前アヒルちゃんが紹介したマルチグリラーなども、食材を入れるだけで、あとは調理器具が食材を美味しく焼いてくれますので便利だと思います。
つまり、ホットクックで料理を1品作ってる間に、他の自動調理器具で、別の料理も「自動」で作るわけです。
この方法であれば、ホットクック調理中にキッチンに立ち続ける必要はなく、好きなことができます。
【例外パターン3】他の料理は手間のかからないものにする
パターン3は、他の料理はお惣菜やサラダなど、ほとんど手間のかからない料理にするという方法です。
スーパーなどで売っているお惣菜を1品入れたり、サラダなど調理の手間がほとんどかからないものを利用します。
この方法でも、ホットクック調理中はキッチンに立つ必要がほとんどないので、ホットクックのメリットがフルに活用できます。
【例外パターン4】自炊の習慣をつけるために使う
そして次のパターンが、
という場合です。
健康のために自炊の習慣を身につけたいという方は多いと思いますが、まったく料理をやったことがない人にとって、自炊はなかなかハードルが高いと思います。
など、うまくいかないことが多いと思います。
しかし、ホットクックであれば、食材を切って入れるだけなので、作り方も簡単ですし、料理の味で失敗することもありません。
ですので、最初はホットクックで自炊する習慣をつけて、少しずつ自分でも料理が作れるようになればいいんじゃないかと思います。
【例外パターン5】ワンルームマンションなどで、コンロが1つしかない家に住んでいる
ワンルームマンションなどで、キッチンが狭い場合、コンロが1つしかない部屋があります。
コンロが1つしかないと、満足に自炊ができませんので、コンロを増やすという意味でホットクックを利用するのはアリだと思います。
お子さんが独り暮らしをはじめると、
など、食生活・健康面が気になります。
おすすめのホットクックは?
続いては、おすすめのホットクックについて説明したいと思います。
ホットクックは現在、下記のタイプが販売されています(2019年3月3日時点)。
各機種で細かい違いはありますが、大きく分けると次の違いで考えるとわかりやすいです。
- 容量(サイズ)
- 無線LAN対応
容量(サイズ)は?
サイズは、「1.6L」と「2.4L」の2タイプがあります。
アヒルちゃんがおすすめするのは、2.4Lタイプです。
1.6Lだと、小さすぎて今回紹介した方法が使えません。
最大でも4食分くらいしか作れないので、1人暮らしの方でぎりぎりかなと思います。
また、4食分と書かれているレシピでも、実際に作れる量は4食分よりも少ない感じなので、2.4Lの方がいいと思っています。
ちなみに、ホットクックは本体がでかいので、
という方もいると思います。
でも、内釜のサイズが「1.6L」⇒「2.4L」と1.5倍になるわりに、本体全体の大きさは下記のとおり1.5倍までは大きくありません。
KN-HW24C (2.4Lタイプ) | KN-HW16D (1.6Lタイプ) | |
幅 | 395 | 364 |
奥行 | 305 | 283 |
高さ | 249 | 232 |
※数字の単位はmm
ですので、
というのでなければ、2.4Lタイプをおすすめします。
無線LAN対応しているか?
ホットクックには、無線LAN機能が付いているタイプと、付いていないタイプがあります。
どちらがおすすめか、結論から言うと、無線LAN機能が付いているタイプです。
大きなメリットは、無線LAN対応タイプは、
- メニュー数が多い
- 液晶画面が見やすくて日本語表示
という点です。
メニュー数が多いので、豊富な料理が作れますし、無線LAN機能が付いていないタイプは、液晶が日本語ではなく数字表示なので、作る料理をするとき、どの料理が何番にあたるか冊子を見ながら進めなければいけません。
また、その他にも音声発話の案内をしてくれるなどのサポートがあったり、いろいろな面で使いやすくなってるのが無線LANが付いているタイプです。
実際に、非無線LANタイプから無線LANタイプに買い換える人もいるくらいなので、無線LANタイプがおすすめです。
もし、高くて買えないという場合は、旧型でもいいので、無線LAN機能が付いているホットクックの方がいいと思います。
今日のまとめ
以上になりますが、いかがだったでしょうか?
ホットクックがオススメの人は?
少し極論的でしたが、ホットクックが
- 夫婦2人など、食べる人が少ない家庭
- ワンルームマンションなどで独り暮らしの人
- 外食や惣菜などばかりで、普段自炊をしていない人
にオススメという理由がお分かりいただけたと思います。
例外的にオススメのパターンは?
もちろん、人数の多い家でも例外パターンに当てはまるのであれば、ホットクックのメリットが十分活かせると思います。
- ホットクックを複数台持つ
- 他の自動調理器具を併用する
- 他の料理は手間のかからないものにする
- 自炊の習慣をつけるために使う
- ワンルームマンションなどで、コンロが1つしかない家に住んでいる
ホットクックを購入するなら
もし、購入するなら、
- 2.4Lタイプ
- 無線LAN対応タイプ
をオススメします。
また、買うなら、やはりAmazonか楽天で買うのが一番安いと思うので、気になる方はチェックしてみてください。