ホットクックの5つのデメリット~失敗しないために購入前に要確認!

 

今回は、ホットクックを使いまくっているアヒルちゃんが、ホットクックのデメリットについて詳しく紹介していきます。

 

ホットクックは、公式サイトはもちろん、様々なメディアでも、「メリット」ばかり強調されていて、あまり「デメリット」については紹介されていません。

 

アヒルちゃん
「しかし、ホットクックにもデメリットはありますので、購入を検討している人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。」

 

なお、ホットクックの特徴や、ホットクックがおすすめの人については、下記の記事で紹介しています。

 

補足
上記の記事でも紹介しているとおり、ホットクックは基本的に「無水調理を自動で行ってくれる鍋」ですので、今回の記事でも、「無水鍋」との比較を中心に、デメリットを紹介していきます。

 

 

ホットクックの5つのデメリット

それでは、アヒルちゃんが実際に使ってみてわかった、「ホットクックの5つのデメリット」を紹介していきます。

 

5つのデメリットとは、

  • お手入れが手間
  • 煮もの・蒸し料理系以外の料理は普通
  • 手間のかかる下準備は省略できない
  • 大きくて重い
  • 値段が高い

です。

 

それぞれ説明していきます。

 

【デメリット1】お手入れが手間

まず1つ目のデメリットが、毎回のお手入れが手間だということです。

 

一般的に、ホットクックはお手入れが簡単な方だと言われていますが、普通の鍋と比べると、やはり手間がかかり面倒です。

 

その理由は3つあります。

  • 洗うパーツが多い
  • 食洗機で洗えない
  • 取り付け、取り外しが必要

ひとつずつ説明していきます。

 

・お手入れが面倒1 - 洗うパーツが多い

ホットクックの場合は、毎回、下記のパーツを洗わなければいけません。

  • 内鍋
  • 内ぶた
  • まぜ技ユニット
  • つゆ受け

毎回洗わなければいけないパーツ。

 

 

無水鍋など、普通の鍋だったら、フタとお鍋だけを洗えばOKです。

 

しかし、ホットクックの場合は、最低でも上記のパーツを洗わなければいけません。

(まぜ技ユニットは、メニューによって、使うときと使わないときがあります)

 

洗うパーツが多く、また、普通の鍋に比べると複雑な構造をしているので、少し洗いづらいというデメリットもあります。

 

・お手入れが面倒2 - 食洗機で洗えない

次の理由は、食洗機で洗えないということです。

 

正確に言うと、ほとんどのパーツは食洗機で洗えますが、内鍋は手洗いでないとだめです。

全部のパーツが食洗機で洗えればかなり便利ですが、1つだけでも手洗いをしなければいけないとなると、けっこう面倒くさくなります。

 

 

アヒルちゃん

「アヒルちゃんもホットクック購入前は、この『内鍋だけが食洗機で洗えない』ということが気になって、最後まで購入を悩みました。」

(結局、「とりあえず試しに買ってみよう」と思って買いましたが、決断するまで時間がかかりました)

 

また、食洗機で洗える残りのパーツについても、上述したとおり複雑な形をしているため、食洗機でも汚れが落ちにくいことがあります。

 

あと構造が複雑だと、段差のある部分など水が溜まりやすく、乾燥にも時間がかかります。

アヒルちゃんも乾燥完了後、パーツを取り出した時に、残っていた水がピシャッとかかったことが何回かありました。

 

このへんは、明らかにホットクックのデメリット部分だなと思います。

 

・お手入れが面倒3 - 取り付け、取り外しが必要

最後の理由が、各パーツの取り付け、取り外しの手間が必要ということです。

 

洗うときに、毎回これらパーツの取り外して、洗浄後にまた取り付けるので、無水鍋に比べると後片付けには手間がかかります。

取り付け、取り外し自体はとてもカンタンにできますが、無水鍋では一切必要のない作業ですからね。

 

 

以上の3つの違いがあるため、ホットクックは普通の鍋(無水鍋)に比べると、お手入れに手間がかかるわけです。

 

【デメリット2】炒めものなど、煮物、蒸し料理系以外の料理は普通レベル

次のデメリットは、炒め物などの調理が得意でないということです。

 

アヒルちゃん
「一応、野菜炒め、ホイコーローとか、炒めもののメニューはあるんだけど、味は煮物などに比べるといたって普通……、ちょっと残念。」

 

もちろん、個人で味の好みはあると思うんだけど、ホットクックは水分が逃げないので、べちゃべちゃになりやすいんです。

無水鍋でしたら、蓋をつけなけば水分が飛ぶので炒め物もできますし、煮詰めたり、揚げ物もできます。

 

ホットクックは構造上、水分を閉じ込める調理しかできませんが、無水鍋は水分を閉じ込める調理も、水分を飛ばす調理もできます。

料理のレパートリーが少なくなるという面では、これもホットクックのデメリットの1つと言えます。

 

【デメリット3】一番手間のかかる下準備は、無水鍋と同じ

3つめのデメリットは、素材を切るなどの下準備は、無水鍋で作るのと同じ手間がかかるということです。

 

ホットクックが、無水鍋など通常の鍋と比べてすぐれているのは、「自動で混ぜて、温度調整をしてくれる」という点です。

つまり、その他の部分は、普通の鍋で作った時と同じ手間がかかるということです。

 

そして、料理で一番手間がかかる部分は、作る料理によるとは思いますが、素材のカット・下準備だと思います。

時折おたまで混ぜたり、火加減を調整したりすることに比べると、かなり時間と手間がかかります。

 

アヒルちゃん
「野菜の皮をむいたり、お肉を同じ大きさに切りそろえたりするのは、結構面倒ですよね?」

 

 

料理手順に沿っていうと、無水鍋とホットクックでは下記のような違いになります。

「緑のチェック」は自分でやるところ、「赤い丸」は自分でやらなくていいところです。

作業手順でいうと、違いは「火加減の調整」と「食材をまぜる」だけ。

 

「自動調理器」というと、何でも自動でやってくれるようなイメージを持ちがちですが、あくまで料理の一部分だけを自動でやってくれるだけなので、その点は注意が必要です。

 

補足
正確に言うと、このデメリットは「無水鍋と比べてデメリット」ということではなく、無水鍋と同じ手間がかかるということです。

しかし、料理をあまりやらない人だと、「自動調理=全部自動でやってくれる」みたいに思ってしまう人もいるので、 一応デメリットとして紹介させていただきました。

 

【デメリット4】大きくて重い

デメリット4は、大きくて場所をとるということです。

また、重さもそれなりにあります。

 

これは有名なので、あなたもすでに分かっているかと思いますが、確かに大きいです。

 

同じような容量の無水鍋と大きさを比べると、こんな感じになっています。

 

ホットクックKN-HW24C無水鍋20(HALムスイ)
395mm274mm
奥行き305mm不明
高さ249mm120mm
重さ
6.5kg1.59kg
容量
2.4L2.4L

 

 

もし購入するのであれば、ちゃんと置き場所を決めてから購入するようにしてください。

アヒルちゃん
「アヒルちゃんの場合は、たまたまホットクックをおける小さな収納台があったので、そこに置いています。」

 

 

【デメリット5】値段が高い

最後のデメリットが値段です。

 

これも、もうわかっていると思いますが、ホットクックは通常の鍋と比べると明らかに高いですよね?

ホットクックはタイプや容量にもよりますが、3~5万円くらいします。

2019年3月2日現在。

 

 

 

一方、無水鍋は各メーカーが出しているのでピンキリですが、1〜2万円前後で購入できます。

上述した「HALムスイの無水鍋20」は1万円ちょっとですし、無水料理で有名な「staub(ストウブ)」の鍋も、ホットクックより容量の多い2.6Lタイプで下記の価格でした。

2.6Lタイプで1万5千円前後。

 

 

普通の無水鍋の方が、だいぶ安いことがわかると思います。

 

 

ホットクックのメリット

ホットクックのメリットについては、公式サイトや他のメディアなどでも紹介されているので、よくわかってると思います。

 

アヒルちゃん
「ここでは、アヒルちゃんが実際に使ってみて、とくに感じたメリットについて、簡単に紹介させていただきます。」

 

調理中、キッチンを離れられる

最初に下準備をしてスイッチを入れたら、あとはキッチンを離れて自由な時間ができる。

もうこれが、ホットクックの最大のメリットですね。

 

みんな言っていますが、本当にキッチンにずっと立っていなくていいので、使える時間が増え、本当に助かっています。

 

アヒルちゃん
「アヒルちゃんの場合、仕事は家でしていることが多いので、ホットクック調理中は仕事に時間を当てています(たまにランニングをしたりもしています)。」

 

お子さんがいる家庭などは、ホットクックで調理中にお子さんの相手をしたり、自分の好きなことをしたりして、時間を有効活用しているみたいです。

 

予約調理

ホットクックでは、予約調理もできます。

朝一番に素材を切って予約設定をしておけば、夜仕事から帰ったときに、ちょうど料理ができているわけです。

 

仕事から帰ってきて料理を作るのは、時間的にも体力的にも大変なので、この機能はけっこう便利だと思います。

 

アヒルちゃん
「ちなみにアヒルちゃんは家で仕事をしているときも、この予約機能をたまに使っています。」

 

ホットクックはメニューにもよりますが、調理時間は30分~1時間程度です。

ですので、たとえば18時にご飯を食べる場合、17時ぐらいに下準備をして、スイッチを入れておけばOKです。

 

でも、たまにご飯を食べる前に2時間ぐらい(16~18時)の作業をする場合があります。

その場合、16時から仕事をしていても、途中の17時くらいに一旦止めて、料理の下準備をしなければいけません。

 

そして、ホットクックにセットして、スイッチを入れたあとに、また仕事を再開しなければなりません。

しかし、いったん作業を止めてしまうと集中力がなくなってしまうし、効率が悪くなります。

 

そういう場合は、2時間の作業に入る前に(16時の段階で)料理の下準備をして、2時間後に料理ができるようにホットクックで予約をしてしまいます。

アヒルちゃん
「この方法であれば、仕事にも集中でき、終わったときにはおいしい料理ができあがっているという夢のような状況になります。独身なのに、まるで手料理を作ってくれる奥さんがいるかのような体験ができますwww」

 

 

ちなみに予約調理ではなく、16時に通常の調理で作ってもいいですが、それだと17時くらいに料理が完成してしまい、18時に食べるときは出来立ての状態ではなくなってしまいます。

 

せっかくおいしく食べられるのに、ちょっともったいないですよね。

アヒルちゃん
「しかも、料理完成時(17時頃)にホットクックから、いいニオイがしてくるので仕事が終わるまでの間は、誘惑に負けそうでツライですwww」

 

 

予約調理は毎回使うわけではないですが、便利な機能だなと思っています。

 

料理ベタでもおいしく作れる

次のメリットは、料理に慣れてない人や料理下手な人でも、美味しく料理が作れるということです。

 

料理上手な人であれば、普通のお鍋でもホットクックと同じくらい美味しく作ることができると思います。

ただ、料理に慣れてない人だとなかなかうまくいきません。

 

その点、ホットクックだとレシピどおりに素材を切って入れて、調味料を入れてセットするだけなので、失敗がしにくくなります。

ですので、料理が苦手人でも、いつもおいしい料理が食べられるわけです。

 

自炊の習慣がつき、健康にもお財布にもやさしい

こちらも、料理をあまりしていない人、慣れてない人にとってのメリットですが、自炊の習慣がつきやすくなります。

 

自炊をしようと思っても、なかなかできない人というのは、

  • 料理の手間がかかる
  • 作り方がよくわからない
  • 美味しい料理が作れない

などの理由で、断念してしまう人が多いと思います。

 

アヒルちゃん
「しかし、ホットクックであれば、こういった理由をすべてカバーできます。」

その結果、自炊の習慣がつきやすくなります。

 

自炊であれば、外食や出来合いのものを食べるよりも健康にいいですし、お財布にもいいですよね。

 

 

まとめ

以上が、ホットクックの「デメリット」と「メリット」です。

ホットクックのデメリットを中心に紹介をさせていただきましたが、別にホットクックが悪い商品というわけではありません。

 

あくまで、あまりホットクックのデメリットがネットなどでも紹介されていないから、今回書かせていただきました。

 

大事なことは、ちゃんとメリットとデメリットを理解して、その上で自分に合ってるかどうかよく検討することです。

 

いくら良い商品でも、自分の使い方に合っていなければ必要ないですし、デメリットがある商品でも、自分にとって合っているのであれば、買った方がいいですからね。

 

 

 

アヒルちゃん
「実際アヒルちゃんも、購入前はお手入れの手間が気になっていましたが、ちゃんとデメリットを理解した上で購入し、今ではとても満足しています。」

 

今までキッチンに立っていないなければいけなかった時間が、まるまる自由に使えますので、このメリットは本当に大きいです。

 

あなたも、

「自分の時間が欲しい」

「料理を時短したい」

など、料理でお悩みでしたら、一度検討してみてください。

 

 

アヒルちゃん
「今回紹介した5つのデメリットを理解した上で、それでも魅力を感じるということでしたら、それだけホットクックがあなたにとって合っているということだと思います!」

 

 

 

 

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