たった3つの型で、独身料理下手でも簡単・時短の自炊生活を送れる方法

 

自炊しなければいけないって思っているけど、なかなかできない。

仕事が忙しくて、料理する時間がない。

自炊に挑戦してみたけど、うまく作れず結局挫折してしまう。

結局、外食やコンビニ弁当中心の食生活になっている……。

 

あなたもこんな風に自炊・料理で悩んでいませんか。
特に、独身の方で料理に苦手意識があるなら、なおさら。「自分1人分の料理に手間をかけるなんて、無理!」。そう思うのも仕方ありません。

アヒルちゃん

そこで、今回は独身の料理ベタな方でも、簡単・時短でできる自炊術を紹介します(ある「3つの型」を覚えればOK)。

 

じつは、アヒルちゃんはこの方ずっと嫁さんもいないので、10年以上自炊をし続けている、いわば根っからの自炊のプロです(望んだわけじゃなかったけど…)
外食するのは昼、夜含めて週に数回程度で、コンビニ弁当も食べないので、あとはほぼ自炊をしています。

でも、そのおかげで、今では自炊することもそんなに苦じゃなくなりました。
それはアヒルちゃんが、仕事同様、料理も効率化や時短テクニックを駆使しているからだと思います。

 

アヒルちゃんの自炊の特徴

今回は、アヒルちゃんが普段やっている自炊・料理術を紹介したいと思います。

アヒルちゃんがやっている料理術の特徴は次のとおり。

  • 時間を極力かけない
  • 手間も極力かけない
  • でも、まあまあ美味しい
  • そして、健康的

 

ポイントは「まあまあ美味しい」ですね。「めっちゃ美味しい」じゃありません。
味にこだわると、本当に手間も時間もかかって、やってられなくなります。
なので、味にこだわる方や、凝った料理を作りたい方はこの後の記事は読まない方がいいです、笑。

 

でも、「そこそこの味で、楽ちん」というのがアヒルちゃんの自炊のコンセプトなので、そういう料理法を知りたい方は、参考になると思います。

 

アヒルちゃん
では、なんで料理下手な人でも、簡単・時短で自炊ができるか?

 

結論から言ってしまうと、

  • 調理法は「焼く」「蒸す」「炒める」の3つだけ。難易度のある「煮る」などはしない
  • 肝心の味付けは、市販の調味料を使う

からです。

 

「えっ、それだけ?」と思うかもしれませんが、もちろん、それぞれに抑えるべきポイント・コツがあります。このあと、詳しく説明していきますね。

 

こんな料理が簡単・時短で作れる!

まず、先に普段アヒルちゃんがどんな料理を作っているか、お見せしますね。

 

かぼちゃとブロッコリーのグリル焼き

ピーマンと長ねぎのグリル焼き

れんこんとニンジンのきんぴら炒め

ニンジン、キャベツ、たまねぎ、しいたけの蒸し野菜

白菜、ブロッコリー、大豆肉ソーセージの炒めもの

 

普段、作っている一部の料理ですが、普段こんなものを作っています。

 

アヒルちゃん自炊術3ステップ

さて、それでは、これらの料理をどうやって作るか、料理法の説明に入っていきます。

料理一つずつ、説明しても覚えるのが大変ですので、ここでは、料理初心者が覚えておくべき3つの型を紹介します。この3つの型をマスターするだけで、多くの料理が簡単・時短でできるようになります。

覚えるのはこの3つだけです。

  1. 素材を切る
  2. 素材を「焼く」「蒸す」「炒める」
  3. 市販調味料を使う

 

一つずつ紹介していきます。

1. 素材を切るだけ

まず、はじめに肉、野菜など、素材を切るステップです。強いていえば、3ステップの中で、一番難易度が高いのが、これ。

と言っても、お好みのサイズに素材を切るだけなので、包丁が使えれば、そんなに手間ではないと思います。

切り方も、料理に合わせて切るなどせず、細かいトコは気にしません。
アヒルちゃんも、ザクザク切っています。

要するに食べやすいサイズで、火が通りやすくすればいいわけなので、食べたい素材をザクザク切っていきましょう!

2. 素材を焼く・蒸す・炒めるだけ

続いて、切った素材を調理していきます。調理の仕方は3つ。

  • 焼く
  • 蒸す
  • 炒める

 

「焼く」は魚・肉(ステーキ)や野菜をコンロ・グリルパンなどで、そのまま焼きます。
※魚・肉などは塩、胡椒を振っておいて20分くらい置いてから、焼いた方がおいしいよ。

 

「蒸す」は、切った素材を蒸し器・無水鍋などで蒸すだけです(普通の鍋に「蒸し台」を使ってもOK)。
アヒルちゃんは無水鍋を使っており、素材と少量の水を入れて、火をかけるだけなので、めっちゃ楽です。
無水鍋については、後のおすすめ調理器具のところで紹介しますね。

 

「炒める」は、フライパンで炒めます。野菜炒めなどですね。
これも切った素材を油で炒めるだけです。
馴染みの調理法ですが、火加減を見ながら、素材を混ぜたりするので、今回紹介している3つの調理法の中では、じつは一番面倒かも?(それでも、簡単ですけどね)

なんで「煮る」はないのか?
これを見ると、「あれ? 『煮る』はないの?」と思うかもしれません。たしかに、肉じゃが、筑前煮など、「煮る」はメジャーな調理法。しかも、美味しい。
「ぜひ、作ってみたい!」って、思いますよね?

 

でも、料理初心者にはあえて「煮る」は薦めません。理由は「難易度が少し上がる」「時間がかかる」からです。

 

煮物は、素材の中まで味がしっかり染み込まないと美味しくなりません。
しっかり染み込ませるためには、調味料の割合、入れるタイミングなど、少しコツがいります。
また、染み込むまでに時間も必要なため、時短料理には向かないんです。

 

もちろん、しっかりコツを掴めば、そんなにむずかしくはありませんが、料理初心者の人が最初にやる料理としてはおすすめしません。

 

3. 調味料を使うだけ

いよいよ最後のステップ。調味料で味付けです。
調味料は基本的に市販のものを、そのまま使います。自分で作ったり、合わせてみたりしてもいいですが、アヒルちゃんはうまく作る自信がないし、手間もかかるので、あまりやりません…。

料理が美味しくないというケースは、この味付けの部分で失敗していることが結構多いのですが、市販調味料を使えば、失敗リスクを避けることができ、また、時間も節約できます。

 

焼く

まず「焼く」の場合、だいたい塩・胡椒で味付けることが多いです。
焼く前に塩・胡椒でしっかり味がついている場合は、やらなくてもOKですね。

野菜の場合は、オリーブオイルなどもたらして、塩・胡椒すると、かなりおいしいです!

 

蒸す

「蒸す」の場合、アヒルちゃんは、調味料にディップして食べることがほとんどです。
ケチャップ・タルタル・バジルソース・マスタード・マヨネーズなど、なんでもいいと思いますが、調味料を小皿に用意しておいて、それに蒸した肉や野菜をつけて食べます。
シンプルな料理ですが、めっちゃおいしくてアヒルちゃんは毎週作っています。

蒸し野菜にディップする調味料
(左から焼肉のタレ・塩麹・バジルソース)

 

また、しっかりした無水鍋で作ると、旨味が外に逃げず素材に残るので、調味料をつけなくてもおいしかったりします。

 

炒める

「炒める」の場合、素材に火が通ってきたら、塩、胡椒、ブイヨン(粉末スープ)などを入れて味付けします。手早く混ぜて、完成です。

 

このように、アヒルちゃんの自炊術は、かなりシンプルです。
野菜を切ることができれば、他に技術的に難しいことはありません。手間もほとんどかかりません。
「焼く」「蒸す」は、一旦セットしたらできあがるまで、時間が浮くので他のこともできますしね。

 

 

より簡単に、より美味しく作ろう!

今回紹介した調理法は、特別な調理器具は必要なく、一般的なものでOKです。

アヒルちゃん

ただ、これを使うと「より簡単」「より美味しく」できるという調理器具もあるので、紹介させていただきますね。

 

「焼く」

一般的なのは、ガスコンロにある「魚焼きグリル」ですね。
もちろん、この魚焼きグリルを使っていただいてもOKですが、アヒルちゃんはパナソニックの専用グリルやグリルパンを使っています。

 

理由は、

  • 味がおいしい
  • お手入れが楽

だからです。

 

アヒルちゃんは、実際に同じ素材を魚焼きグリルとパナソニックのマルチグリラーで焼いて、食べ比べをしてみましたが、全然味が違いました。

遠赤外線効果で味がしっかり閉じ込められるようです。
炭火で焼くとおいしいと言われますが、それに近いわけです。

※アヒルちゃんが持っているのは、これの前のバージョンです。

 

また、グリルパンも持っています。こちらも上の商品と同じく、味が全然違います。

ただ、若干焦げつきやすく、アヒルちゃんは上の専用グリルマシンを主に使っています(アヒルちゃんの使い方が下手なだけかも……、汗)。

 

「蒸す」

普通の鍋に少量の水を張って、蒸し台などで蒸してもいいと思います。

 

ただ、無水鍋など高性能な鍋を使うと味が全然違います。普通の鍋と無水鍋、一体何が違うのかと言うと、

  • ウォーターシール効果
  • 熱伝導率の高さ

です。

 

ウォーターシール効果は、簡単にいうと、蓋と鍋本体の間に水蒸気の膜ができる現象ですが、この膜があることで、旨味が外に逃げず、閉じ込めておくことができるんです。

なので、無水鍋で素材を蒸しても、普通の鍋のように横から水蒸気が出てきたりしません。

 

また、熱伝導率の高さも重要です。しっかり素材の中まで火が通せますし、短い時間で調理をすることができます。

なので、無水鍋はぜひ持っていてほしいアイテムです。

 

※ジオは「無水鍋」と謳っていませんが、「ウォーターシール効果」があり、無水料理ができます。ジオの方が、軽くて、安いのでおすすめです(アヒルちゃんは両方持ってました)。

 

「炒める」

こちらも普通のフライパンでもOKです。

よく、「長く使える鉄のフライパン」か、「寿命が短いけど手入れのラクなフッ素加工のフライパン」、どっちがいいかという話がでますが、これは本当にメリット・デメリットがあるので、自分に合ったものを選ぶのが一番かなと思います。

メリットデメリット
鉄のフライパン
  • 耐久性があり、長く使える
  • 鉄分を摂れる
  • 熱伝導がよく、味がよい
  • 手入れが面倒
  • さびやすい(さぼると逆にすぐにダメになる)
  • 重い、使いづらい

フッ素加工(テフロン)のフライパン

  • お手入れが簡単
  • 油を減らせる
  • 軽くて、使いやすい
  • 耐久性はない(フッ素加工は途中でなくなる)
  • 熱伝導が悪く、味が落ちることもある

 

アヒルちゃんの場合は、このフライパンを使っています。手入れが楽で、熱伝導もいいので、なかなか便利です(まだ1~2年しか使っていないので、耐久性はわかりません)。

 

まとめ

アヒルちゃんは日頃、こんな感じで自炊をしています。

今回の型を覚えるだけで、独身で普段料理しないという人でも、かなり簡単に自炊ができるようになると思います。もちろん、他にも煮物や味噌汁などの料理を作ることもありますが、汎用性を考えると今回の方法を覚えておくだけで、かなりレパートリーが増えるはずです。

さらにサラダや冷や奴、漬け物など、調理をしない料理も入れれば、調理の手間は大幅に減ります。

 

もちろん、まったく料理をしてこなかった人だと、これでも最初はちょっとむずかしく感じるかもしれません。

そんなときは、まず3つの調理法のうち1つだけでいいのでやってみましょう。「焼く」「蒸す」「炒める」どれでもいいです。1つずづやって、慣れていけば、あなたも必ずできるようになります。

アヒルちゃん

アヒルちゃんも初めからこうやってできたわけではなく、いろいろ試行錯誤してできるようになったので。

 

実際、そのおかけで、いまは自炊にそれほど時間をかけず、かつ満足のいく食生活が送れています。
ぜひ、あなたも参考にしていただければと思います。

 

3ステップで簡単調理

  1. 素材を切るだけ
  2. 素材を焼く・蒸す・炒めるだけ
  3. 調味料を使うだけ

 

おすすめの調味料

 

おすすめの調理器具

 

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