もうまもなく、2014年に突入!!
いまさらアトピー改善を決意したわけ
前の記事にもあるとおり、わたくしアヒルちゃんは幼少期のころから、根っからのアトピー体質。
ここ数年は比較的マシだったんだけど、2013年の後半くらいから徐々に悪くなっているような感じがして、いろいろと生活にも支障がでるようになりました。
自分の場合、幸い顔とかまわりから目につくところはあまり出ないんだけど、服に隠れたところは本当にかゆくて荒れる。
これまでは、ひどいときはステロイドを使ったり、アトピーに効くというものをいろいろ試したりと、ごまかし、ごまかしやってきたけど、いい加減まずいとかなと思い始めたんだよね。
なぜかというと、年を取るにつれて、アトピーに対処するカラダの力が弱くなるんじゃないかって思うんですよ。
だから、いままでと同じことをしていたら、どんどんアトピーもひどくなっていく気がして、今のうちにしっかり治しておくべきなんじゃないかと思ったわけ。
アヒルちゃんは食事療法でアトピーを倒す!
そこで、快適な40代、50代を過ごすためにも、今年は本気でアトピーを治すことを決意!!
アトピー改善には、いろいろな方法があるけど、今回アヒルちゃんが実践しようと思うのは、「食事療法」
正直、アトピーに関しては、原因がハッキリわかっていない。
だから、どんなお偉いお医者さん、学者さんがもっともらしい理論を言っても、それが正しいかどうかはわからない。
実際、人によって、いろいろな説があるよね?
「食事」以外でも、
- 「ダニ、ハウスダスト」
- 「皮膚のバリア機能の異常」
- 「過度のストレス」
- 「運動不足」
- 「空気汚染」
などなど。
もしかしたら、全部間違っているのかもしれないし、複合的に原因としてあるのかもしれない。でも、現時点ではハッキリ確認できない。
食事療法が大事だと考える理由
どういうことかというと、昔の人はアトピーがほとんどいなかったというのは事実。
あと、都会よりも田舎の方がアトピー患者が少ないというのも事実。
であれば、その人たちと同じもしくは近い生活習慣をすれば、俺のアトピーも改善するんじゃないかと思うわけ。
そう考えると、「皮膚のバリア機能」なんて、数十年の間に急に変わるわけないし、都会の人だけ悪くなるというのもおかしい。
ストレスなんかも、いまはストレス社会と言われているけど、昔は昔で普通にストレスがあったと思うし、説得力としては弱いよね?
「空気汚染」もありうるけど、以前これに関しては目の細かい高密度マスクを24時間ずっとしていたことがあったのね。
空気はもちろんだけど、ダニ、ハウスダストの吸い込みもなくなるから、それなりに効果が出るんじゃないかって思ってさ。
でも、全然変化がなかった。
これについてはいつかまた詳しく書くと思うけど、とりあえず可能性がそれほど高くないと判断し、今回はスルー(というか、空気汚染の場合、対策の立てようがあまりないんだよね)。
というわけで、まずは「食事」。
これは、昔と今で大きく変わったよね。
いまは農薬を使った食材ばかりだし、化学調味料もてんこもり。
また、コンビニとかで、お菓子、スイーツとかカラダに悪いものが手軽に食べられる環境にもなっている。あきらかに昔と違う食生活だと思うんだ。
また、田舎の人の方が、地の新鮮な食材を食べやすいし、コンビニとかが近くになければ、お菓子、スイーツとかも都会の人ほどは食べないと思うので、田舎の方がアトピーが少ないというのも納得できる。
片っ端から書籍やホームページを見まくる
食事療法で「絶対にアトピーを治してやる!」と誓ったアヒルちゃんだけど、具体的にどういう食事療法をしていけばいいのか、しっかりわかってないといけない。
昔ながらの食事をすると言っても、完全に昔と同じ食生活ができるわけじゃないから、昔の食生活の何がよくて、いまの食生活の何が悪いのか、ちゃんと把握しておくってこと。
それがある程度わかっていれば、いまの時代でも十分アトピー改善は可能だと思うし、続けやすいからね。
40年近くもアトピニストをやっていると、当然アトピーについてはいろいろ調べたりしているので、食事についてもいろいろ知っています。
肉はダメとか、油はオメガ3がいいとかね。
でも、ここは一度初心に返って一から徹底的に勉強し直すことにしました。
やるなら、徹底的にやっておく方がいいし。
改善しなかったとしても「あれだけちゃんと勉強して、それで実践してもダメなら食事はアトピーとあまり関係ないんだな」と納得できるし。
ちなみに書籍だけでも、これだけ読み倒しました。
- 『「酵素」の謎――なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか』著:鶴見隆史
- 『腸をダメにする習慣、鍛える習慣 ~腸内細菌を育てて免疫力を上げる30の方法~』著:藤田紘一郎
- 『アレルギーの9割は腸で治る!』著:藤田紘一郎
- 『皮膚は考える』著:傳田光洋
- 『美容のヒフ科学』著:安田利顕
- 『イメカラ 消化管: イメージするカラダのしくみ』著:医療情報科学研究所
- 『自然の野菜は腐らない』著:河名秀郎
- 『胃腸は語る 食卓篇レシピ集』著:新谷弘実
- 『アトピー性皮膚炎―正しい治療がわかる本』著:古江増隆
- 『好きになる免疫学』著:萩原清文
- 『根本から治す 奇跡のアトピー治療』著:丹羽靭負
- 『アトピーが消えた!―体の中からきれいになって』著:逸村弘美
- 『自分の力でアトピーが消えた!』著:逸村弘美
- 『腸を直すとアトピーが治る!なぜ?―4人の臨床医と免疫学の権威がアトピーの革命的治療を語る』著:山崎正利
- 『あきらめない! アレルギー治療―食物アレルギー・花粉症・アトピー性皮膚炎』著:渡辺隆文
- 『汚れた腸が病気をつくる―腸をクリーンにする究極的方法』著:バーナード・ジェンセン
- 『アトピー治療革命―取りもどせる!健康肌』著:藤沢重樹
- 『アトピー治療の常識・非常識~知ってなっとく!最新治療』著:清益功浩
- 『オールカラー しっかり学べる! 栄養学』著:川端輝江
- 『アトピー漢方治療革命』著:荒浪暁彦
- 『図解入門 よくわかる生理学の基本としくみ』著:當瀬規嗣
- 『マンガでわかる生化学』著:武村政春
- 『マンガでわかる栄養学』著:薗田勝
- 『アトピーなんか飛んで行け!―アトピー克服実践マニュアル』著:アトピーなんか飛んで行け!の会
電子書籍などでも、勉強。
- 『アトピーは和食で治せ!』著:永田良隆
- 『油を断てばアトピーはここまで治る―どんなに重い症状でも家庭で簡単に治せる!』著:永田良隆
※写真は2枚とも2014年10月に撮影したもので、この時点(2013年末)では、まだ未購入、未読の書籍も入っています。
マジで大変だったけど、やるなら徹底してやりたいし、納得できる手法で治療していきたいからね。
もちろん、これまでにもアトピーを治すためのの本は腐るほど読んできていて、おそらく100冊以上は読んでいると思う。
猫背がよくないと聞けばヨガの本、骨盤のズレがよくないと聞けば自己整体の本、水で治ると聞いては還元水の本など、マジでアトピージプシーな感じだった。
本気で腸内環境を改善してみることにした
んで、いろいろ勉強した結果、
という結論になった。
アトピーに限らないけど、花粉症などでも、アレルギー体質の人間はタンパク質の消化、吸収が悪いと言われているのは、これを見ているあなたも知っているよね?
タンパク質は通常、「タンパク質→ポリペプチド→アミノ酸」と分解されていって、アミノ酸レベルで体内に吸収される。
けど、アトピーはうまく分解、吸収できずにアレルギー反応が起きてしまう。
その結果カラダ中で炎症が起きて、肌などの表面にその症状が表れるわけ。
なので、アヒルちゃんが考えたのは、次の2点
- 腸内環境を改善し、タンパク質をちゃんと消化、吸収できる状態にする(体質改善)
- 肉など消化しにくいタンパク質の摂取量を減らし、腸に負担がかからないようにする
前者はいわゆる「根治療法」、後者は体質改善ではないので根治療法ではないけど、いわゆる「対症療法(対処療法)」というわけでもない、ちょうど中間くらいの方法。
根治療法 | 病気の元となる原因を治していく治療法。アトピーでいえば、体質改善などで、何を食べても、ダニ・ハウスダストなどがあっても平気な状態を目指す治療。アトピー体質でない人と同じってことね。 |
対症療法 (対処療法) | 発症した症状に対して、対処する治療法。肌が荒れてきたら、保湿剤で乾燥を防ぐのも対症療法の1つ。アトピー治療で定番のステロイドで症状を抑えるのも対症療法だね。 |
当然、体質改善できる根治治療の方が、理想だけど、病気っていうのは、そう簡単にいかない。
やはり根治治療とそれ以外の方法を平行していくのが現実的だし、一番効果が高いと思う。
具体的に、どんな治療を行うことにしたかは、次回詳しく紹介します。