
●慢性上咽頭炎治療記の過去記事
長く、続いた慢性上咽頭炎の治療記ですが、今回でいよいよ最後です。今回は、前回のぶり返しの状態から完治するまでの話を紹介し、さらにこれまでの治療体験を振り返ってみたいと思います。
何とか完治しました!
前回、一旦治ったかに思えた慢性上咽頭炎が、結局1カ月くらいでぶり返したと紹介したね。
その後は、同じように病院に通い、治療を続けたアヒルちゃんですが、なんとか完治するまでいきました。
治療自体はかなり時間がかかったけど、つらくはなかった!?
では、完治までどれくらいかかったかというと、前回のぶり返しからカウントしても1年以上かかりました。
正直かなり長いよね。
思った以上に上咽頭部分の炎症がひどかったのと、アヒルちゃんの回復力が弱かったのかもしれない。
ただ、その1年の間ずっとつらかったのかというと、そうでもない。
それは、これまで話してきたけど、
- じょじょにだけど、改善してきている実感があった
- 病気初期と違って、症状が出る頻度・時間が少なくなっていた
という理由からだと思う。
なので、実生活をしていても、そこまで障害もなかったし、精神的にもつらくはなかった。
実際、病気が完治したときも、はっきり「治った!!」という感じではなく、「いつの間にか、治っていた」と気づいた感じだった。
完治まで時間がかかるけど、完治前になるほど、症状が出なくなるので、その変化が小さくて自分でもわかりづらいんだよね。
そのため、前回完治したと思ったとときと同じく、気づいたら治っていたという感じだった。
もちろん、前回のことがあったので、1カ月くらいは、またぶり返すんじゃないかという不安はあった。
けど、2カ月経っても、3カ月経っても、また症状がでることはなく、結局大丈夫だった。
治療中は何をやっていたの?
再発してからの治療も基本的には、以前話した治療と同じことをしていました。
- Bスポット治療(上咽頭部分への塩化亜鉛の塗布)
- ソンバーユを点鼻する
- 口呼吸をせず、鼻呼吸をする
ちなみに、アヒルちゃんはこの治療の間に、引越しをしました。
そのため、Bスポット治療はみらいクリニックから、別の病院に変更しました(いい病院だったので残念…)。その間、引越しで忙しくて1~2カ月くらい、Bスポット治療していない時期があります。
ソンバーユは、アヒルちゃんの場合、こちらの商品を使っていました。1カ月に1本くらいのペースだったかな。
鼻呼吸については普段から意識して、口を開けないようにしていた。
また、夜はサージカルテープを貼って、口呼吸しないようにしていた。下記の商品は、粘着力はしっかりあるけど、肌の弱いアヒルちゃんでもかぶれたりしないので、おすすめ。
慢性上咽頭炎が治って…
さて、それでは最後に今回の治療の振り返りをしてみよう。
今回の治療を振り返ってみる
ぶっちゃけ、病気にかかった最初は本当に大変だったし、精神的にも結構つらかった。
はじめは、何の病気かも分からず、ただただ体が重く、しかもいつ治るかわからない状態だった。
など、いろいろ悩んだりしました。
ただ、みらいクリニックで、この症状が「慢性上咽頭炎」と診断してもらってからは、比較的ラクだった。
たしかに治療期間は、結局2年近くかかり、かなり長いと思う。
でも、治療開始して4~5カ月くらいでだいぶよくなったし、その後は実生活で、そこまで大きな影響が出なかった。
また、このままやっていけばいつか治るという希望もあったので、精神的にはきつくなかった。
あと、Bスポット治療は、人によってかなり痛いという人がいるけど、アヒルちゃんの場合、そこまで痛くなかった。
なので、治療自体がそこまで苦じゃなかったというのも、比較的ラクに感じた要因かな。
治ってからの生活は?
治ってからの生活は、当たり前だけど快適。激しく体を動かすわけじゃなく、単に日常生活を送るだけでも、倦怠感のあるなしは、影響するからね。
仕事などでも、集中力が続くし、本当に助かっている。改めて健康のありがたみが分かった感じです。
ただ、アヒルちゃんの場合、慢性上咽頭炎はたまに再発することがあります。
じつは、この完治したあと、1年後くらいに再発をしました(1年経っているので、さすがに今回は「治っていなかった」ではなく、「再発」だと思う)。
はじめは風邪による急性上咽頭炎だったと思うだけど、そのあと「急性上咽頭炎⇒慢性上咽頭炎」と変移した感じ。もともと上咽頭炎が弱いので、風邪などで炎症を起こすと慢性化しやすい体質なんだろうね。
結局、このときも病院でBスポット治療をしたり、ソンバーユを点鼻したりして、治療までに数ヶ月かかりました。
なので、アヒルちゃんみたいに上咽頭が弱い人は、日頃から注意をしておくことが大事なんだと思う。
風邪のケアはもちろんだし、あと呼吸はとにかく鼻でするように意識する。
アヒルちゃんも、ソンバーユなどは症状の出ているときしかやらないけど、口呼吸だけは健康なときでも、やらないように気をつけています。
もちろん、クセがつけば自然と鼻呼吸にはなるんだけど、鼻が詰まったり、しゃべりすぎたりすると、口呼吸になりやすいので、その点は注意。
夜寝るときは、相変わらずサージカルテープを使っているしね。
以上が、慢性上咽頭炎が治ってからの、アヒルちゃんの生活です。