今年の目標で「腸内環境をよくする」「胃腸に負担のかからない食生活をする」と宣言していたけど、それならやはり断食(ファスティング)はやっておいた方がいいかなと思って。
3日間の断食(ファスティング)を実践!
実際、20歳頃に健康好きな母親の元、4日間の断食をしたことがあったので、基本的なやり方はわかっていた。
とりあえず、自分で断食をやる場合の注意点、ポイントはこれ。
- 脱水症状を起こしやすい(食事による水分が入らないため)ので、こまめに水分補給する
- 期間は2~3日程度にする
- 多少ふらつき、頭痛、下痢などの症状がでることを理解しておく
- 断食は休みなどを利用し、できるだけ期間中は外出など体を動かすことを控える
- 体調が完璧でないときはやらない(断食中も体調を崩したら、すぐやめる)
- 断食前と断食後は胃腸に負担がかからない食事で、体を徐々に慣らす
主なポイントはこれくらいかな。
この中でも特に大事なのが「断食前後の食事」。
急に食べなくなったり、急に食べたりすると、胃腸への負担が大きく、かえって逆効果になることもあるので本当に注意。
特に断食後の食事は、ドカ食いして腸閉塞を起こして死亡した例もあるらしいので、気をつけて。
アヒルちゃんの断食スケジュール
今回、アヒルちゃんがやった断食スケジュールはこんな感じ。
1月1日 |
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1月2日 |
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1月3日 |
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完全な断食期間は、1日の昼から3日の昼までの約48時間。
ちなみに12月31日の夜は普通に食事をしていて、4日の午前中は雑炊などではなく普通の食事を軽く摂った(完全に普通の食事に戻したのは4日夜から)。
やってみた感想
以前、4日間の断食をしたことがあったので、正直、それほどキツさはなかった。
もっと続けられることもできたけど、1人でやるし、あまり無理してもよくないので、3日間で終わりにした(つーか、正月早々、体調不良になっても病院行けないからね)。
ちなみに、強いてきつかった時期を挙げるとすれば、2日目。
3日目の朝とかは、「もうすぐ終る」というゴールがあるので、じつはそんなに大変じゃなかった。やっぱ中盤が一番キツく感じる(野球のピッチャーも6回、7回あたりが一番キツイっていうからねー)。
あと、なにげに断食後の回復食期間もちょっと大変。
お腹は空いているけど、少量で雑炊など消化のいいものしか食べられないので、物足りないんだよね。ついつい、もうちょっと食べたくなるけど我慢。
ちなみに期間中は、ほとんど体を動かさず、家で寝正月状態。
なので、その辺も全体的にラクだった原因かもしれない。
体を動かしながらの断食だったら、さすがにもう少しきつかったかも。
トイレに関しては、元々便秘気味なこともあり、期間中は全然お通じがなかった。
結局新年最初のうんこは本日6日だった。
断食していたせいもあるけど、去年末から丸々6日間溜め込んでいたことになる。
やっぱり、腸内環境がよいとは言えないね。
当たり前だけど、この時点で具体的な変化や断食の効果は実感できていない。
1日2食のプチ断食へ移行
3日間の断食が終わったわけだけど、1回やって終わりじゃ、効果もいまいちと思う。
そのため、アヒルちゃんは胃腸を疲弊させないために、普段の食生活も去年とは変えました。
去年までの食生活といったい何を変えているのかというと…、
(1食あたりの食事量は少し増やすだけ。なので1日の食べる総量は70~80%くらいにダウン)
要するに、「胃腸を休ませる時間を作り」、なおかつ「胃腸の消化作業量も減らす」ということ。
去年までは朝、昼、晩、普通に3食食べていたんだよね。
ただ、これだと胃腸が休める時間が少ない。
晩飯を消化した後、朝飯を消化するまでの時間が一番長いが、せいぜい半日くらいの間。
晩飯が遅いと次の朝飯までの時間も短くなるので、胃腸が休める時間も短い。
プチ断食(食事回数1日2食)スケジュール
なので、よりしっかり休ませるために朝飯をカットし、昼と夜の1日2食に変更することにしたんだ。
これだと、晩飯から翌日の昼飯まで15~16時間くらいは間が空くので、胃腸もじっくり休ませることができる。
要するに毎日プチ断食をしているような感じ(また、食事量も全体で2~3割減るので、自然と腹八分目になる。「過食」は病気の元とも言われているし、胃腸の作業量も減らせる)。
ちなみに正確にいうと、昼はちょっと早め(11時台)、夜はちょっと遅め(20時前後)にとることが多い。通常どおりの時間だと、やっぱり、ちょっとお腹が空きすぎるしね。
1週間やってみた感想
最初は慣れるまで、どうしても午前中お腹が空いてたまらない日があった。
でも、がんばって続けると、だんだん慣れるね。
また、朝食抜きのデメリット面についても、アヒルちゃんの場合はそれほど影響がなかった。
よく言われる「朝食抜きのデメリット」は、こんなところだと思う。
- 低血糖状態で頭がぼーっとする
- 効率よく栄養を吸収しようとして、太りやすくなる
- 糖尿病などの病気になりやすくなる
2、3番目については、時間が経たないとこのデメリットが本当かどうかわからんが、1番目に関してはアヒルちゃんの場合、それほど影響がなかった。
たしかに低血糖状態だと、頭がボーッとするというか、軽いふらつきを感じることがある。
ただ、お腹が空いているときのことを思い出してほしいが、空腹時ってイライラしたりして、脳的にはむしろピリピリと研ぎ澄まされている感覚になるんだよね。
なので、むしろ集中力がアップしたり、通常時では思いつかない発想ができたりする。
どっちの状態がいいかとは決められないが、必ずしもデメリットな状態とは感じないのが正直なところだ。
ちなみに2、3番目のデメリットについては、こんな意見もある
- 「太りやすい」⇒1食減る分、総カロリーが減るので、逆に痩せる
- 「糖尿病になりやすい」⇒総カロリーが減るので、糖尿病にもなりにくい
なので、いちがいには決めつけられないと思うんだよね。完璧な方法なんてないだろうし、それぞれ良い面、悪い面ってあるだろうし。
朝食抜きのメリット、デメリットについてはココもチェックしてみるといいかも。
http://matome.naver.jp/odai/2134127072258534001
ところで、お通じについても話しておくと、ここ1週間はまずまずと言ったところ。
前にも言ったけど、元々アヒルちゃんは少し便秘気味で3日間くらいは溜め込むことが多い。
でも、直近の1週間では6、7、8、10日と4回もお通じがあった。
1日~3日の間にやった、完全な断食の影響もあると思うけど、少しよくなっていると思う。
ただ、便の色は黒いし、少し軟便っぽいので、まだ腸内環境がいいとは言えない感じ。
お腹が減って辛いときの対処法
お腹が減って、辛いとき、アヒルちゃんがどう我慢して耐えたか。教えるね。
- 何かする
- ボーナスタイムだと思い込む
- 野菜ジュースなど胃腸に負担のかからないものをとる
まず、1番「何かする」。
何もしていないと、それだけ意識が空腹に向いてしまうので、何でもいいから作業をしたりする。
意識がそっちにいくので、じっとしているよりも全然耐えられる。
続いて2番「ボーナスタイムだと思い込む」。
「ボーナスタイム」って何だ?と思うかもしれない。
でも、さっきもちらっと言った通り、お腹が減った状態だと、意識がピリピリしているので、通常時とは違う感覚が味わえる。
脳が研ぎ澄まされている感覚だし、やる内容によっては空腹時の方がいいときもある。
実際、仕事でも空腹時の方が捗ることもアリ。
なので、「この時間は昼飯を食べるまでのボーナスタイムなんだ」と思い込むようにすると、意外に辛く感じない。
「お腹が減っている状態=ツライ、我慢」と考えるから、「早く終らないかなー」「何か食べたいけど、我慢しなきゃいけない」と苦行のように感じてしまうけど、そもそも「お腹が減っている状態=良い状態」と考えれば、むしろありがたくさえ感じる。
正直、これは精神論っぽいし、アヒルちゃんみたいに頭が単純じゃない人は「そんな風に思い込めない」となるだろうけど、アヒルちゃん的には結構効果のあったマインドセット法だった。
んで、最後の3番「野菜ジュースなど胃腸に負担のかからないものをとる」。
1、2番とやって、それでも我慢できなければ、何か口に入れた方がいいと思う。
アヒルちゃんは我慢できないとき、消化に負担のかからない野菜ジュースでしのいでいるけど、これでだいたい昼飯までは耐えられる。
断食のメリット
一応、今のところ断食を実践して1週間だけど、ここまでで実感しているプチ断食のメリットをまとめておくね。
- 食費が浮く
- 食事を作る手間が減る
- 自由時間が増える
- 集中力が増した(気がする)
この他には、時間が経ってからでないとわからないけど、体重が減るなどのメリットも出てくると思う。
まだ1週間しか経っていないけど、こんな感じで問題もないので、しばらく続けていく予定。
変化があればまた報告するっす。