麻薬以上!? 恐怖の砂糖依存症を克服する2つのアプローチがコレ!

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アトピーに「砂糖」は厳禁と言われますが、それでもなかなか甘いものを止められないという方は多いと思います。そんな場合は、もしかしたら「砂糖依存症」になっているかも。

あなたは「砂糖依存症」「砂糖中毒」という言葉を知っているでしょうか? 常に砂糖が入ったものを食べていないと落ち着かない、甘いものを食べずにはいられないなど、砂糖に依存、中毒を起こしている状態を指します。実際にウィキペディアでも、項目があるんだよ。

砂糖依存症(さとういそんしょう、Sugar addiction)とは、砂糖などの甘味料を多く含む甘い飲料・食品の過剰摂取によって様々な罹患症状を発現させる依存症の一種である。

Wikipedia - 「砂糖依存症」

 

要するに、一度ハマってしまうと、麻薬、アルコール中毒のようになかなか止められない症状なわけです。麻薬、アルコール中毒のように、危険性が高くないため、あまり注目はされていないけど、止めるむずかしさで言えば、それらにも匹敵するとも言われているんだって。

 

砂糖断ちがむずかしいと言われる3つの理由

砂糖断ちがむずかしいのには、主に3つの理由があります。

  • 脳内に強力な快楽物質が分泌されるから
  • 簡単に摂取できるから
  • 砂糖の危険性をあまり認識していないから

1つずつ紹介していくね。

 

脳内に強力な快楽物質が分泌されるから

なぜ砂糖を止めるのがむずかしいかというと、砂糖を摂取すると、ドーパミン、セロトニン、β-エンドルフィンという快楽物質が脳内で大量に分泌されるから。

要するに脳が甘いものを求めているわけよ。砂糖の入った甘いものというのは、エネルギー効率がよく、摂取すると、すぐエネルギーとして使えるため、人間の体の仕組みとして、こういった仕組みが出来上がったと言われているんだ。

むかしは今ほど食べ物も豊富でなかったですし、エネルギー源となる食べ物はとても貴重だったはず。なので、甘いものを見た時に、

  • 何の快楽物質も脳内で分泌されない人間
  • 快楽物質が分泌される人間

の2タイプの人間がいたとしたら、後者の方が生き残れる確率が高かったわけです。

そのため、今でもそういった性質が人間には備わっているんだよね。

 

簡単に摂取できるから

また、今の時代は、甘いものが手軽に手に入ってしまうというのも、問題点。

コンビニはたいてい家の近くにありますし、おいしいと言われるスイーツ店も数多くできている。特にコンビニはスイーツがいろいろ充実していて、24時間営業しているので、甘いものが欲しくなったら、すぐに買えてしまう。

アヒルちゃんが子どもの頃は、コンビニなんてそんなになかったし、セブンイレブンなって本当に朝7時に開店して、夜11時に閉まってた。なので、夜12時くらいに甘いものが欲しくなっても、手に入れることができなかったんだよね。しかも、昔はいまほどスイーツもおいしくなかったし、中毒性も低かった気がする。

今は簡単に甘いものが買えるので、常に食べられるようになり、中毒を起こしてしまっている感じですね。

 

砂糖の危険性をあまり認識していないから

最後の理由が、我々がまだそれほど砂糖の危険性を認識していないからだと思うんだ。おそらく周りを見ても「砂糖が危険」と言っている人はあまりいないと思う。せいぜい「砂糖は太るから、控えめにした方がいいよねー」くらいでしょう。

つまり、砂糖中毒の認知度が低くリスク認識が甘い状況なんです。同じ中毒でもアルコール中毒みたいに、ある程度知名度があれば、意識も変わると思う。

アルコール中毒は、実際にTVなどでも紹介されますし、「このまま飲み続けたら、あんな感じになってしまうんだ…」とリアルに感じられるので、意識するわけです。

でも、砂糖中毒はどんな風に怖いのか、よくわかっていない人が多いし、そもそも知らない人も多い。知らない内に砂糖中毒にかかっていて、なかなか砂糖断ちできないという状況になるわけです。

 

白砂糖摂取の恐怖、取り続けたときのデメリット

白砂糖を取り続けた場合のデメリットはいろいろある。正直ここでは書き切れないのですが、理由・原因と併せてざっと挙げていくね。

  • がんの危険性が高まる
  • 脂肪を溜め込みやすい
  • うつ病になりやすい
  • 動脈硬化の原因になりやすい
  • 老化が進む

がんの危険性が高まる

砂糖を取り続けると癌になりやすく、また癌になったとき、その進行を速めてしまうんだ。

白砂糖はグルコースとフルクトースという成分でできています。このうちグルコースは脳の栄養源にもなりますが、実は癌細胞の栄養源にもなる。そのため、白砂糖を大量に摂取していると、癌になりやすく、癌細胞ができると、どんどん成長させてしまうわけです。

脂肪を溜め込みやすい

また、よく聞くと思いますが、砂糖を摂りすぎると脂肪を溜め込んでしまう。

炭水化物の摂取量が多いと、ブドウ糖が余ってしまいます。すると、中性脂肪に形を変え、体脂肪として体に溜め込んでしまうわけです。日ごろから炭水化物の摂取量が多い人が、併せて砂糖を大量に摂っていると、あっという間に脂肪になってしまうので注意が必要なわけです。

うつ病になりやすい

「砂糖とうつ病に関連性なんてあるの?」と思われるかもしれないけど、実はあるんだなー、これが。

うつ病になる原因の1つとして、「ビタミンB1」の不足が挙げられます。もちろん、ビタミンB1の不足抱けがうつ病になる原因ではないけど、理由の1つとなっています。実際、うつ病の治療の一環で、ビタミンB群を積極的に摂るよう指導される場合もあります。

そして、実は白砂糖は消化されるとき、体内にあるビタミン・ミネラルを大量に消費します。しかも白砂糖はカロリーのみで、ビタミン・ミネラルは含まれていない。つまり白砂糖を摂れば摂るほど、体内からビタミンB1がなくなり、うつ病にもなりやすくなるんだよね。

動脈硬化の原因になりやすい

さきほど「白砂糖はグルコースとフルクトースという成分」とお話しましたが、その「フルクトース」が原因で動脈硬化になる恐れがあります。

実はフルクトースは肝臓でしか分解ができません。そのため、肝臓に大きな負担をかけます。そして肝臓の処理能力を超えてしまうと、フルクトースは血液中に溜まってしまう。すると、当然血液の流れが悪くなり、動脈硬化になりやすくなるわけです。

老化が進む

「フルクトースは分解しきれないと血液中に流れ、動脈硬化の原因になる」と伝えたけど、実はちゃんと分解できても、問題があるんだよね。

フルクトースは肝臓で分解されると、「フリーラジカル」という物質を発生させます。ご存じの方も多いと思いますが、このフリーラジカルは体内を酸化させる性質のある物質で、老化の原因とも言われてる。

よく、女性向けにアンチエイジングを謳った商品があるけど、その中にはこのフリーラジカル対策を施しているものが少なくない。それだけフリーラジカルは老化に影響を与えると言われ、肌のハリやたるみにも関係しているんだよね。

 

砂糖依存症を克服する2つのアプローチ

これだけ、害がある砂糖。でも「私、甘いもの好きだし、砂糖を止めるなんてできないー」という人も多いよね? 「一体どうしたら止められるんだろう…」という人のためにここからは、砂糖依存症の具体的な克服法を紹介します。

依存症というと、一見、克服するのがむずかしそうな感じがするけど、正しい手順を踏むことで、完全に克服、もしくは改善することが十分できる。そのためにも、まずなぜ多くの人が依存症などの克服に失敗するのかお伝えしますね。

 

自分の意志だけに頼るから失敗する。環境を変えていくことが大事

依存症に限らず、ダイエットや受験勉強など、何かを続ける時、はじめは強い決意を持って、「絶対に達成する!!」と意気込んで始めるよね?

しかし、そんな決意もむなしく、多くの人が途中で挫折してしまうのには、ある理由があります。

それは、自分の意思に頼りすぎているから!

人間誰でも、自分に自信がないといいながら、「でも、本気を出せば、私はもっとやれる」「今うまくいっていないのは、本気を出していないから」など、本気を出せば、ちゃんと結果を出せると思い込んでいます。

 

でも、無理だから!!!

 

「本気が出せれば…」と言っていますが、本気が出せないから、毎回失敗するんです。

人間は自分の意志は自分で自由に扱えると思っているけど、そんなことは全然ない。むしろめちゃめちゃ弱いもので、ちょっとしたことですぐやる気を無くしたり、弱気になったりする。

そのため、ダイエットの継続、依存症の克服をするときも、自分の意志に頼りすぎないことが重要なんだよね。

 

では、何に頼ればいいか言うと、「環境」です。

そうせざるを得ない環境に自分を置くようにするんです。

アヒルちゃんの友達で、いつもダイエットを始めては、すぐに挫折をしてしまう女の子がいたんだけど、ある日会ったら、かなり痩せていたのね。「どうしたの?」と聞いたら、ジムに通い、パーソナルトレーナーに指導してもらったとのこと。

運動自体は、特別なものではなかったらしいんだけど、毎週1回そのジムに行き、トレーナーに会うので、太ったらまずいというプレッシャーがあり、ジムの日以外もダイエットをし、自然と痩せたようです。

あくまで一例ですが、このようにできるだけ、せざるを得ない状況に自分を置くことが重要なわけよ。それでは、砂糖依存症の場合、具体的にどうすれば紹介していくね。

 

環境整えるには「見ない、買わない、食べない」

砂糖依存症の克服で環境を整える上でのポイントは、ズバリ、

  • 甘いものは見ない
  • 甘いものは買わない
  • 甘いもの食べない

の3つ。

甘いものは見ない

まず、そもそも甘いものを視界に入れないということが大事。

よく、コンビニやスーパーに行って、「買うつもりはないから」と行って、スイーツ・お菓子コーナーをちょっとだけ見てしまう人がいるけど、見てしまったらアウト。

甘いものは脳にとって栄養源です。視界に入ったら、即座に脳が反応して、「欲しい・食べたい」という思いがとめどなく溢れてきます。こうなると、もう「甘いものは食べない」という自制心は効かない。「今日だけは…」「明日からがんばれば…」という言い訳で買ってしまいます。

ですので、そもそも甘いものが視界に入らないようにしなければいけません。

まず、できるだけコンビニに寄らない。コンビニに入ってしまうと、どうしてもスイーツコーナーに行きたくなりますし、店自体が狭いので、すぐに行けてしまいます。買い物はスーパーなど、エリアが広く、スイーツコーナーが目に入りにくい店でしましょう。

また、当然だけど、スーパーに入ったときも、お菓子コーナーは素通り。ルートを決めて、その日買うものだけ手にとったら、即効レジへ。

「私は意志が弱いから、目に入ったら、私は買ってしまう」という意識を持って、買い物をするようにしてください。

甘いものは買わない

「甘いものを見ない」ようにしてても、どうしても目に入ってしまうときはあると思います。そんなときは、できるだけすぐにその場所から立ち去ったり、別の場所を見るようにしてください。とにかく買わないことが大事です。

また、「お客さんが急に来たときのため」と来客用に、お菓子をストックする人がいますが、これも絶対に止めた方がいい!

家に置いたら最後。そのお菓子はあなたのおうちに遊びにきた客ではなく、あなたの胃袋の中に入ります。意志の弱い人が、「これは来客用だから…」と言ってもまず無理です。

どうしても来客用にお菓子が必要な時は、その都度、必要な時に買うようにすることです。

甘いもの食べない

「甘いものを見ない」「甘いものは買わない」ということを守っていても、甘いものの誘惑が来ることがあります。

例えば、友達からお土産などでお菓子を貰ったり、恋人とデートでスイーツを食べに行ったり。

そんな時の対処法ですが、一番は食べないようにすることです。

甘いものを食べると、どうしてもその快感を脳が覚えてしまので、その後が辛くなります。ですので、できるだけ食べないようにするのが正解です。

「でも、周りの人に悪いし…」と思うかもしれませんが、周りにちゃんと事情を話せば、大抵の人は理解してくれます。それどころか、周りに宣言することで、周りからの監視があるので、より甘いものを食べにくくなります。

夢や目標は周りに宣言した方がうまくいくと言いますが、まさに同じ。宣言することで、「絶対に成功させなきゃ」というプレッシャーを感じ、克服する確率が上がる。

これは、「一貫性の法則」と呼ばれる人間の一般的な心理によるものなんだよね。人間は自分の行動・発言・態度などを、常に一貫したのにしたいという真理。

人は自身の行動、発言、態度、信念などに対して一貫したものとしたいという心理が働く。この心理を「一貫性の原理」と呼ぶ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E8%B2%AB%E6%80%A7%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86

口では「もう甘いものは食べない」から言いつつ、行動で「甘いものを食べている」のは、一貫性がないよね? なので、甘いものを食べたいと思ったときも、そうならないように心理的なストッパーがかかるんだよね。

 

意志や意識の部分で大事なこともある

砂糖依存症を克服するには意志に頼らず、環境が大事と言ったけど、もちろん自分の意志や意識の持ち方も重要! ここでは、その点についても効果的な方法を紹介しておくね。

徐々に減らす

いきなり砂糖を完全に絶つのは、正直ツライと思う。だから、いきなり止めるのではなく、徐々に減らすというつもりでスタートした方がいい。

砂糖依存症の場合、砂糖への誘惑がとても強いので、いくら止めようと思っても、簡単には行かない。そんな状況で砂糖を絶つと、どうしても挫折しやすくなる。そして少しでも、甘いものを口にしてしまうと、「やっぱり無理だったー」と砂糖依存症の克服を諦めてしまうことがよくある。

でも、「徐々に減らす」というスタンスであれば、たまに甘いものを口にしてもいいわけだから、砂糖依存症の克服に失敗したわけではない。だから、そこで克服を断念することはないし、そのまま続けることができる。
砂糖への誘惑は協力なので、元から完璧にやろうとするのは無理と思って、「徐々に減らす」くらいのスタンスでやるのが、ちょうどいいと思う。

もちろん、人によって合う・合わないがあるので、「私は完全に止めるというスタンスがやりやすい」という人はそうした方がいい。要は自分に合うスタンスで取り組むことが大事ということだ!

買う時、食べる時は、実害をイメージする

環境をいくら整えても、やはりどうしても食べたくなり、我慢できないときはあると思う。そんな時は無理をせずに買ったり、食べたりしてもいい。

さっき言ったとおり、「徐々に減らす」というスタンスなら、たまに甘いものを食べても失敗ではないし。

ただ、その時は、必ず買う前、食べる前に「砂糖がもたらす害を頭の中でしっかりイメージする」ようにしてください。

砂糖を食べてしまうと、

  • アトピーが悪化する
  • 肌荒れがひどくなる
  • 花粉症が悪化する
  • 癌になりやすくなる
  • 老化が進む
  • 糖尿病で手足を切断する恐れがある
  • 太りやすい

など、具体的にイメージしてください。

このイメージをしても、それでも買いたい、食べたいと思えば、買ったり、食べたりしてOKです。

ただ、これをやると、明らかに「やっぱり止めよう」という気持ちが出てきます。その結果、甘いものを買ったり、食べたりする回数が減りますので、どうしても我慢ができないときは、一度試してみてください。

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